現場で見る職人さんたちは、めちゃくちゃカッコイイ!
しびれます。
今日中にやらなくてはいけないことは、文句ひとつ言わず、黙々と身体を動かします。
「うわ~っ。この幅にこれがうまく入るのかしら?」
と心配していても「せーの!」の掛け声でピッタリ!!
(これがまた、テノールのいい声でハモるんですよね~♪)
先日、こんなことがありました。
ガタついている家具を、数人の職人さんたちが持ち上げて調整するのですが、
小さい家具の中に潜り込んで作業をしなければならない箇所がありました。
まだ若い職人さんでしたが、急にズボンのベルトをパッと抜き取りました。
後輩が、「なんで?」と尋ねると、「家具を傷つけるから。」と言うなり、潜り込みました。
いや~、カッコいいです!しびれます!
金ざしを当てて、サッとラインを引き、電動ノコギリでサーッと切り、同時にアシストする職人さんが、木くずを吸引。
「カンナ!」「はい!」と道具の渡し方も、無駄なくスピーディ。
(あれ?この感じは、どこかで見たような…。)
そうです!テレビドラマに出てくる外科医の手術シーン!!
そっくりそのままです。
人の身体を治す人と、家の身体を創る人。
同じなんですね。
サッとベルトを外した職人さん。
まるで小さな赤ちゃんを診る時に、腕時計を外す小児科の先生のようだと思いました。