運動会の花形種目といえば、やはり、『クラス対抗リレー』ではないでしょうか。
もちろん、『玉入れ』や、『障害物競争』やなど、いろいろありますが、走るが滅法得意な生徒が、1年生から順に上級生にバトンを渡し、クラス対抗で行うリレーは、胸踊る種目でした。
子供の運動会では、お母さん達が6年生の男子に、
「キャァ!!! 〇〇く〜ん!!! 頑張って〜!!!」
と、黄色い声を上げて、もう超アイドル!
「キャァ!カッコいい!行け〜!!!」
確かにカモシカのような長い足と、大人になりかけた精悍な顔立ちにお母さん達の胸が踊るのも無理はありません。
1年生から、順にバトンが渡され何と言っても最高にシビレルのは、後輩達順位が悪かったのに、上級生達が猛然とその差を縮め、息つまる接戦を展開するあたり、本当に思い返してもワクワクします。
バトンが渡されるたびに、託される思い。
住まい造りと同じですね。
私たちから設計者へ。そして現場監督と、職人さん達へ。
最後のフィニッシュはみんなでテープを切り、笑顔で万歳をする。
そんな家づくりをしたいものですね。