日傘を持つのは少し恥ずかしいような面映いような気持ちがありました。
自分はそんなガラじゃないし、このガサツな性格には似合わない。
雨が降っても「えい!」とばかりに濡れていくし、折りたたみ式の安価で軽い傘をやむを得ない時に限りさすくらいで、無頓着この上ありません。
(それに傘はすぐどこかに忘れてきちゃいます。。。反省)
そういえば昔、母も日傘をさしていました。
近所にちょっと買い物に出る時も、日傘と籐で編んだ買い物かごを腕に下げて出かけていました。
先日強い日差しの中での仕事がありました。
知り合いが持っていた日傘を「ちょっとこれ、さしてみたら?」と手渡してくれました。
断るわけにもいかず、お礼を言って日傘を受け取り、日傘の下に入った瞬間、驚きました。
体感温度がぐんと下がったように思いました。
「あっ、涼しい!」
ほらね、と知り合いは笑いました。
日傘をさした時とそうでない時の温度はとても違います。
あたりまえのことですが、体感して理解することと、頭だけで理解した気になっていることは違いますね。
断熱効果のある家のことも、やはり頭で理解しているだけでは私の日傘と同じ。
体感することが大切だなぁと思いました。
冬暖かく、夏は涼しい家ってどういう家かなぁと、改めて考えてみようと思います。
日傘に教えてもらいました♪
洒落た日傘、買いに行こうと思います。